ぜよ

「最近肌が乾燥してきてｶｻﾂｷが気になるのよね。手とかもクリームが欠かせなくなるし」

“何ぜよか？乾燥が気になると？”

「……拙者は乾燥とか…。…ま、どうでもいいか」

“もしもーし、軽く流さないでくれぜよ。ぴゅあな心が傷つくぜよ”

「ぴゅあって…。どこでそんな言葉を覚えてきたんだ。しかもひらがなのかよ」

“拙者は乾燥対策はバッチリぜよよ～”

「…勝手に話を進める気だな」

“なんたって拙者はこのﾂﾗの皮が厚いから乾燥なんてビクともしないぜよ”

「ﾂﾗの皮かよ！！！」

“それに比べて管理人は軟弱ぜよなぁ。こんな乾燥くらいでくりーむとやらに頼るとは”

「……そこまで言うなら、今年の冬をその薄着で乗り切ってもらおうじゃないの！！それと！！！」

“いだだだだだだだだだ。さ、さげる゛る゛る゛る゛”

「偉そうな事を言う口はこの口かい？もっと伸ばして上げようか」

“ず…ずみま゛ぜん゛”

「…なに、拙者案外口伸びるじゃないの～ほらほら　ﾋﾞﾖｰｰｰﾝ」

“ぎ、ぎぶぎぶ”

－－勝者管理人！－－