七人目は誰か

最近気になって買った文庫本【六花の勇者】読み終わりました。※若干ネタバレ有り
かなりさくさくと読める作品で、気づいたら読み終わっていたという感じでした。
内容は７人いる勇者の中に偽物が１人紛れ込んでいて、果たして敵は誰なのか。という事態をメインにして進んでいくお話。
主人公の青年アドレットが窮地に陥るハラハラもあれば、どんでん返しもあり、“ああ、こうきたか”とやられた感もあり。なんかもうね、アドレットが一途過ぎてニヤニヤが止まらなかったりこの窮地をどう切り抜いていくのかとかグイグイ話しに引き込まれました。
個人的には続き物だったら、もう少しアドレットとフレミーとの関係を引き伸ばして欲しかったなーと。
もう少し、アドレットの読んでいてこっちが照れる一途な気持ちを２巻まで引きついて欲しかったです（笑）
まぁ、でも２巻もまだまだ二人のあの関係は続いてくれることを楽しみにしています。
ファンタジーと推理物の見事な融合作品とても面白かったです！

…ただ、最後のアレの登場は必要だったのでしょうか…；；；
２巻以降がループ作品にならないか心配です；；；